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ラクトフェリン

ラクトフェリンは、分子量約8万の鉄結合性糖タンパク質です。
糖たんぱくの一種で、牛乳・母乳などに多く含まれている物質です。
初乳に多く存在し、免疫力を高めたり、強力な抗菌効果で赤ちゃんを病気から守ってくれます。

しかしラクトフェリンには、胃酸や酵素に弱い点があげられます。
そのため、食べ物から摂っても、胃のなかにある酸やタンパク質分解酵素・ペプシンなどで多くは分解されてしまいます。
生まれたばかりの赤ちゃんがラクトフェリンの恩恵を十分に受ける事ができるのは、胃が未熟で胃酸やペプシンがでないため、そのままのカタチで小腸に到達するからとされています。

加えて、熱にも弱いので、加熱処理を行って店頭に並ぶ市販の牛乳にはラクトフェリンは残念ながらほとんど存在しないのです。
また、加熱処理を行っていないナチュラルチーズのような乳製品を食べても、同じく胃で多くは分解されてしまうので、届く量はほんのわずかで決して効率的とはいえません。

では、胃で分解されないようコーティングしたラクトフェリンは、胃を通過した後どうなるのでしょうか。
ラクトフェリンのはたらきについてはまだはっきりと解明されていませんが“腸”ではたらくと言われています。
小腸にあるラクトフェリンを受取るサイトに届くと考えられ、一部は大腸に入ってビフィズス菌に役立つことがわかっています。
つまり、胃で溶けずに腸までしっかり届けるられる「サプリメント」で摂取することが賢明でしょう。

最新の研究により、ラクトフェリンの効能に「内臓脂肪低減効果のヒトでの有効性」が世界で初めて確認され、近年話題となっているメタボリック症候群、つまりメタボの対策としても期待されています。
他にも歯周病の進行抑制、脂質異常の改善、さらに整腸作用、免疫賦活、大腸癌予防などの効果もあり注目されています。
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